子どもの育つ力・新生児期
穴埋め 18語
子どもの育つ力・新生児期
発達段階の区分
| 時期 | 目安 |
|---|---|
| 新生児期 | 誕生〜4週間 |
| 乳児期 | 〜1歳頃 |
| 幼児期 | 〜6歳頃(就学前) |
| 児童期 | 6〜12歳(小学校) |
生理的早産
生理的早産(ポルトマン) 人間は「およそ1年の生理的早産」と表現されるほど未熟な状態で生まれる。この未熟さが大人とのコミュニケーションの必要性を高め、子どもが育つ力を発揮させる重要なメカニズムとなる。
新生児の特徴的な現象
生理的体重減少:生後1週間、体重が約1割減少(摂取<排泄・発汗)。その後増加に転じる。
生理的黄疸:生後3・4日頃、皮膚が黄色になる。肝臓の未発達によりビリルビンの排泄が追いつかないため。1〜2週間で消失。
原始反射(生まれつき持つ反射)
- 吸啜(きゅうてつ)反射:口に触れたものに吸いつく
- 把握反射:手のひらに触れたものをつかむ
- モロー反射:大きな音で両腕を広げる
原始反射は脳の発達とともに徐々に消失する。
頭蓋骨の特徴
大泉門・小泉門 産道を通りやすくするための頭蓋骨の隙間。小泉門は1か月、大泉門は1年〜1年6か月で閉じる。
子どもの育つ力・新生児期
子どもの育つ力・新生児期
発達段階の区分
| 時期 | 目安 |
|---|---|
| 新生児期 | 誕生〜4週間 |
| 乳児期 | 〜1歳頃 |
| 幼児期 | 〜6歳頃(就学前) |
| 児童期 | 6〜12歳(小学校) |
生理的早産
生理的早産(ポルトマン) 人間は「およそ1年の生理的早産」と表現されるほど未熟な状態で生まれる。この未熟さが大人とのコミュニケーションの必要性を高め、子どもが育つ力を発揮させる重要なメカニズムとなる。
新生児の特徴的な現象
生理的体重減少:生後1週間、体重が約1割減少(摂取<排泄・発汗)。その後増加に転じる。
生理的黄疸:生後3・4日頃、皮膚が黄色になる。肝臓の未発達によりビリルビンの排泄が追いつかないため。1〜2週間で消失。
原始反射(生まれつき持つ反射)
- 吸啜(きゅうてつ)反射:口に触れたものに吸いつく
- 把握反射:手のひらに触れたものをつかむ
- モロー反射:大きな音で両腕を広げる
原始反射は脳の発達とともに徐々に消失する。
頭蓋骨の特徴
大泉門・小泉門 産道を通りやすくするための頭蓋骨の隙間。小泉門は1か月、大泉門は1年〜1年6か月で閉じる。
命の誕生・妊娠・母体の健康管理
穴埋め 13語
命の誕生・妊娠・母体の健康管理
受精〜妊娠の流れ
受精・着床 受精卵が卵管で細胞分裂しながら移動し、受精後6〜7日目に子宮内膜に着床。着床に至る割合は約3割強。
妊娠周期の数え方 最終月経の第1日目から数え、4週間で1か月。妊娠40週(10か月)前後で出生。
妊娠の時期区分
| 区分 | 週数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 妊娠初期(前期) | 〜第11週末 | 器官形成が盛ん・要注意期 |
| 妊娠中期 | 第12〜27週末 | 胎盤完成、最初の胎動 |
| 妊娠後期 | 第28週〜 | 胎動活発、体重増加 |
母体の健康管理リスク
早産:妊娠22週以後37週未満の出産。21週以前は流産。
低出生体重児:出生体重2,500g未満の新生児。飲酒・喫煙・過労・受動喫煙がリスクを高める。
マタニティブルーズ:出産後のホルモンバランス乱れによる涙もろさ・不安感。重度化すると産後うつに。通常1〜2か月で回復。
母子免疫
母子免疫 母親の免疫抗体が胎盤を通じて新生児に移行し感染症から守る。生後3〜6か月頃になくなり、以後乳児が自分の免疫を発達させていく。
命の誕生・妊娠・母体の健康管理
命の誕生・妊娠・母体の健康管理
受精〜妊娠の流れ
受精・着床 受精卵が卵管で細胞分裂しながら移動し、受精後6〜7日目に子宮内膜に着床。着床に至る割合は約3割強。
妊娠周期の数え方 最終月経の第1日目から数え、4週間で1か月。妊娠40週(10か月)前後で出生。
妊娠の時期区分
| 区分 | 週数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 妊娠初期(前期) | 〜第11週末 | 器官形成が盛ん・要注意期 |
| 妊娠中期 | 第12〜27週末 | 胎盤完成、最初の胎動 |
| 妊娠後期 | 第28週〜 | 胎動活発、体重増加 |
母体の健康管理リスク
早産:妊娠22週以後37週未満の出産。21週以前は流産。
低出生体重児:出生体重2,500g未満の新生児。飲酒・喫煙・過労・受動喫煙がリスクを高める。
マタニティブルーズ:出産後のホルモンバランス乱れによる涙もろさ・不安感。重度化すると産後うつに。通常1〜2か月で回復。
母子免疫
母子免疫 母親の免疫抗体が胎盤を通じて新生児に移行し感染症から守る。生後3〜6か月頃になくなり、以後乳児が自分の免疫を発達させていく。
身体の発達
穴埋め 22語
身体の発達
運動機能の発達の方向
- 頭部→末端(頭から肩→腕→手首)の方向
- 中心部→末端部の方向
- 全体的な動き→細かい運動(粗大→微細)
粗大運動・微細運動
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 粗大運動 | 歩く・走るなど身体全体を使う大きい運動 |
| 微細運動 | つかむ・つまむ・水を注ぐなど手先の細かい運動 |
成長の目安数値
| 時期 | 身長 | 体重 | 頭身 | 脳重量 |
|---|---|---|---|---|
| 新生児 | 約50cm | 約3kg | 4頭身 | 約470g |
| 1歳頃 | 約75cm | 約8〜10kg | 4〜5頭身 | 約1,110g |
| 4歳頃 | 約100cm | 約15〜16kg | 5〜6頭身 | 約1,340g |
| 高校生 | — | — | 7〜8頭身 | 約1,440g |
1歳頃には体重は出生時の約3倍、身長は約1.5倍。5歳頃には基本的な運動機能が一通り発達する。
呼吸数・脈拍数の変化
| 時期 | 呼吸数(回/分) | 脈拍数(回/分) |
|---|---|---|
| 新生児 | 40〜50 | 130〜140 |
| 1歳頃 | 30〜40 | 120〜130 |
| 4歳頃 | 25〜30 | 90〜120 |
| 高校生 | 16〜18 | 60〜80 |
身体の発達
身体の発達
運動機能の発達の方向
- 頭部→末端(頭から肩→腕→手首)の方向
- 中心部→末端部の方向
- 全体的な動き→細かい運動(粗大→微細)
粗大運動・微細運動
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 粗大運動 | 歩く・走るなど身体全体を使う大きい運動 |
| 微細運動 | つかむ・つまむ・水を注ぐなど手先の細かい運動 |
成長の目安数値
| 時期 | 身長 | 体重 | 頭身 | 脳重量 |
|---|---|---|---|---|
| 新生児 | 約50cm | 約3kg | 4頭身 | 約470g |
| 1歳頃 | 約75cm | 約8〜10kg | 4〜5頭身 | 約1,110g |
| 4歳頃 | 約100cm | 約15〜16kg | 5〜6頭身 | 約1,340g |
| 高校生 | — | — | 7〜8頭身 | 約1,440g |
1歳頃には体重は出生時の約3倍、身長は約1.5倍。5歳頃には基本的な運動機能が一通り発達する。
呼吸数・脈拍数の変化
| 時期 | 呼吸数(回/分) | 脈拍数(回/分) |
|---|---|---|
| 新生児 | 40〜50 | 130〜140 |
| 1歳頃 | 30〜40 | 120〜130 |
| 4歳頃 | 25〜30 | 90〜120 |
| 高校生 | 16〜18 | 60〜80 |
心の発達(愛着・言語・認知・情緒)
穴埋め 15語
心の発達(愛着・言語・認知・情緒)
愛着(アタッチメント)
愛着(ボウルビィ提唱) 特定の保護者への強い心の結び付き。1歳頃に形成。外の世界を探索する際の安全基地の役割を果たす。愛着形成の相手は1人とは限らない。
言語発達の段階
| 時期 | 言語の段階 |
|---|---|
| 生後1か月まで | 泣き声のみ(空腹・痛みを表現) |
| その後 | 喃語(「あー」「ぶー」)→指さし・ジェスチャー |
| 1歳頃 | 一語文(「まんま」) |
| 1歳半過ぎ | 二語文(「まんまちょうだい」) |
| 2歳以降 | 三語文以上 |
| 3〜4歳頃 | 日常会話がほぼ可能 |
認知の発達
- 乳児期:知覚や運動を通して周りを認知
- 幼児期:頭の中でイメージを思い浮かべる・ごっこ遊び/アニミズム・視点の自己中心性・視覚的イメージに左右される
- 児童期:概念や記号を用いた論理的思考が発達
情緒の発達・第1反抗期
2〜3歳頃「いや」「だめ」を繰り返す時期を第1反抗期という。自己意識を発達させる上で重要な時期。
心の発達(愛着・言語・認知・情緒)
心の発達(愛着・言語・認知・情緒)
愛着(アタッチメント)
愛着(ボウルビィ提唱) 特定の保護者への強い心の結び付き。1歳頃に形成。外の世界を探索する際の安全基地の役割を果たす。愛着形成の相手は1人とは限らない。
言語発達の段階
| 時期 | 言語の段階 |
|---|---|
| 生後1か月まで | 泣き声のみ(空腹・痛みを表現) |
| その後 | 喃語(「あー」「ぶー」)→指さし・ジェスチャー |
| 1歳頃 | 一語文(「まんま」) |
| 1歳半過ぎ | 二語文(「まんまちょうだい」) |
| 2歳以降 | 三語文以上 |
| 3〜4歳頃 | 日常会話がほぼ可能 |
認知の発達
- 乳児期:知覚や運動を通して周りを認知
- 幼児期:頭の中でイメージを思い浮かべる・ごっこ遊び/アニミズム・視点の自己中心性・視覚的イメージに左右される
- 児童期:概念や記号を用いた論理的思考が発達
情緒の発達・第1反抗期
2〜3歳頃「いや」「だめ」を繰り返す時期を第1反抗期という。自己意識を発達させる上で重要な時期。
子どもの食・衣生活と保育
穴埋め 17語
子どもの食・衣生活と保育
乳汁栄養の種類
- 母乳栄養
- 人工栄養(粉ミルク・液体ミルク)
- 混合栄養(母乳+人工栄養の併用)
母乳の利点:消化吸収がよい・免疫物質を含む。授乳時はスキンシップ(目を合わせ、話しかける)を大切に。
離乳食の進め方
| 月齢 | 食形態 | ポイント |
|---|---|---|
| 5〜6か月 | すりつぶし(ヨーグルト状) | 1さじずつ・1日1回 |
| 7〜8か月 | 舌でつぶせるかたさ(豆腐くらい) | 1日2回食 |
| 9〜11か月 | 歯茎でつぶせるかたさ(バナナくらい) | 1日3回食 |
| 12〜18か月 | 歯茎でかめるかたさ(肉団子くらい) | 手づかみ食べ開始 |
子どもの被服の条件
- 動きやすく安全(JIS:首回りにひもを付けない)
- 適度なゆとり・伸縮性・吸湿性
- 洗濯に耐え丈夫、手入れしやすい
- 自分で着脱しやすい(自立促進)
子どもの食・衣生活と保育
子どもの食・衣生活と保育
乳汁栄養の種類
- 母乳栄養
- 人工栄養(粉ミルク・液体ミルク)
- 混合栄養(母乳+人工栄養の併用)
母乳の利点:消化吸収がよい・免疫物質を含む。授乳時はスキンシップ(目を合わせ、話しかける)を大切に。
離乳食の進め方
| 月齢 | 食形態 | ポイント |
|---|---|---|
| 5〜6か月 | すりつぶし(ヨーグルト状) | 1さじずつ・1日1回 |
| 7〜8か月 | 舌でつぶせるかたさ(豆腐くらい) | 1日2回食 |
| 9〜11か月 | 歯茎でつぶせるかたさ(バナナくらい) | 1日3回食 |
| 12〜18か月 | 歯茎でかめるかたさ(肉団子くらい) | 手づかみ食べ開始 |
子どもの被服の条件
- 動きやすく安全(JIS:首回りにひもを付けない)
- 適度なゆとり・伸縮性・吸湿性
- 洗濯に耐え丈夫、手入れしやすい
- 自分で着脱しやすい(自立促進)
これからの保育環境・社会制度
穴埋め 17語
これからの保育環境・社会制度
保育の種類
| 施設 | 対象 | 時間 | 管轄 |
|---|---|---|---|
| 保育所 | 保育を必要とする乳幼児 0歳〜就学前 | 原則8時間 | こども家庭庁(児童福祉法) |
| 認定こども園 | 保育必要な乳幼児または希望者 0歳〜就学前 | 教育4h+保育8h | こども家庭庁・文科省 |
| 幼稚園 | 満3歳〜就学前 | 標準4時間 | 文部科学省(学校教育法) |
3〜5歳児と住民税非課税世帯の0〜2歳児は保育料無償(一部上限あり)。
問題のある社会通念(批判的に覚える)
母性神話:女性は母性愛を本能として持ち、母親が育児することが絶対という考え方。科学的根拠なし。
3歳児神話:3歳まで母親が育てないと取り返しのつかないダメージを与えるという考え方。科学的根拠なし。
育児・労働に関する法律
| 法律 | 内容(主要) |
|---|---|
| 労働基準法 | 産前6週・産後8週の休業 |
| 育児・介護休業法 | 子が1歳まで育児休業(給与の67%→50%保障)。出生時育児休業(産後パパ育休):生後8週まで4週間 |
| 母子保健法 | 妊娠届→母子健康手帳の交付 |
これからの保育環境・社会制度
これからの保育環境・社会制度
保育の種類
| 施設 | 対象 | 時間 | 管轄 |
|---|---|---|---|
| 保育所 | 保育を必要とする乳幼児 0歳〜就学前 | 原則8時間 | こども家庭庁(児童福祉法) |
| 認定こども園 | 保育必要な乳幼児または希望者 0歳〜就学前 | 教育4h+保育8h | こども家庭庁・文科省 |
| 幼稚園 | 満3歳〜就学前 | 標準4時間 | 文部科学省(学校教育法) |
3〜5歳児と住民税非課税世帯の0〜2歳児は保育料無償(一部上限あり)。
問題のある社会通念(批判的に覚える)
母性神話:女性は母性愛を本能として持ち、母親が育児することが絶対という考え方。科学的根拠なし。
3歳児神話:3歳まで母親が育てないと取り返しのつかないダメージを与えるという考え方。科学的根拠なし。
育児・労働に関する法律
| 法律 | 内容(主要) |
|---|---|
| 労働基準法 | 産前6週・産後8週の休業 |
| 育児・介護休業法 | 子が1歳まで育児休業(給与の67%→50%保障)。出生時育児休業(産後パパ育休):生後8週まで4週間 |
| 母子保健法 | 妊娠届→母子健康手帳の交付 |
家族・家庭とは/社会の中の家族
穴埋め 9語
家族・家庭とは/社会の中の家族
家族・家庭・世帯の違い
| 概念 | 定義 |
|---|---|
| 家族 | 結婚・血縁などでつながり、生活に深く関わる人々(定義は多様) |
| 家庭 | 人間が生きていくための日常生活の場と、そこで営まれる生活全体。一人暮らしでも「家庭」 |
| 世帯 | 住居と生計を共にする集まり、または単身者。1人でも1世帯(単独世帯) |
家庭の機能の変化
家庭の機能の社会化(外部化) 産業発展により、物資の生産・教育・医療・福祉・娯楽などの機能が専門機関に移行した。現代の家庭の機能の中心は子どもの養育・愛情の充足・心理的安定などの精神的機能。
世帯構成の変化
- 単独世帯の増加が著しい
- 夫婦のみ世帯も増加
- 夫婦と子どもの世帯・3世代世帯は減少傾向
- 平均世帯人員:2020年に2.21人
国勢調査は5年に1度実施。第1回は1920年(大正9年)。
家族・家庭とは/社会の中の家族
家族・家庭とは/社会の中の家族
家族・家庭・世帯の違い
| 概念 | 定義 |
|---|---|
| 家族 | 結婚・血縁などでつながり、生活に深く関わる人々(定義は多様) |
| 家庭 | 人間が生きていくための日常生活の場と、そこで営まれる生活全体。一人暮らしでも「家庭」 |
| 世帯 | 住居と生計を共にする集まり、または単身者。1人でも1世帯(単独世帯) |
家庭の機能の変化
家庭の機能の社会化(外部化) 産業発展により、物資の生産・教育・医療・福祉・娯楽などの機能が専門機関に移行した。現代の家庭の機能の中心は子どもの養育・愛情の充足・心理的安定などの精神的機能。
世帯構成の変化
- 単独世帯の増加が著しい
- 夫婦のみ世帯も増加
- 夫婦と子どもの世帯・3世代世帯は減少傾向
- 平均世帯人員:2020年に2.21人
国勢調査は5年に1度実施。第1回は1920年(大正9年)。
家族と法律(旧民法→現行民法・婚姻法)
穴埋め 13語
家族と法律(旧民法→現行民法・婚姻法)
旧民法→現行民法の変化
| 項目 | 旧民法(1898年) | 現行民法(1947年改正) |
|---|---|---|
| 家族の単位 | 「家」制度(家父長に大きな権限) | 「家」制度廃止、個人の尊厳・男女平等 |
| 結婚 | 戸主の同意が必要、妻は夫の家に入る | 両性の合意のみで成立 |
| 姓 | 妻は夫の姓を名乗る | 夫・妻どちらの姓でもよい |
| 親権 | 父の親権に服する | 父母の親権(共同) |
| 相続 | 長男単独の家督相続 | 分割相続(配偶者1/2・子1/2を均分) |
婚姻に関する主要条文
民法第731条・婚姻開始年齢 婚姻は18歳にならなければできない(2018年改正、2022年施行。改正前:男18歳・女16歳)。
女性の再婚禁止期間 2016年改正で6か月→100日に短縮、2022年改正(2024年施行)で廃止。
選択的夫婦別姓:現在も国会審議に至っていない未解決課題。国連女子差別撤廃委員会が数度の改善勧告。
家族と法律(旧民法→現行民法・婚姻法)
家族と法律(旧民法→現行民法・婚姻法)
旧民法→現行民法の変化
| 項目 | 旧民法(1898年) | 現行民法(1947年改正) |
|---|---|---|
| 家族の単位 | 「家」制度(家父長に大きな権限) | 「家」制度廃止、個人の尊厳・男女平等 |
| 結婚 | 戸主の同意が必要、妻は夫の家に入る | 両性の合意のみで成立 |
| 姓 | 妻は夫の姓を名乗る | 夫・妻どちらの姓でもよい |
| 親権 | 父の親権に服する | 父母の親権(共同) |
| 相続 | 長男単独の家督相続 | 分割相続(配偶者1/2・子1/2を均分) |
婚姻に関する主要条文
民法第731条・婚姻開始年齢 婚姻は18歳にならなければできない(2018年改正、2022年施行。改正前:男18歳・女16歳)。
女性の再婚禁止期間 2016年改正で6か月→100日に短縮、2022年改正(2024年施行)で廃止。
選択的夫婦別姓:現在も国会審議に至っていない未解決課題。国連女子差別撤廃委員会が数度の改善勧告。
親子・扶養・離婚の法律
穴埋め 11語
親子・扶養・離婚の法律
親権
民法第820条 親権者は子の利益のために監護・教育する権利と義務を負う。婚姻中は父母が共同して行使。
離婚の種類(割合順)
- 協議離婚(約9割):家裁不要、離婚届提出
- 調停離婚・審判離婚
- 裁判離婚(和解・認諾・判決)
2024年民法改正で離婚後の共同親権が導入(2026年5月までに施行予定)。
扶養義務
民法第877条 直系血族および兄弟姉妹は互いに扶養義務あり。特別の事情がある場合、家裁は3親等内の親族(おじ・おば・めい・おいなど)にも扶養義務を課せる。
養育費の問題
現実には養育費が支払われないケースが多く、ひとり親世帯の経済的困窮が社会問題となっている。
親子・扶養・離婚の法律
親子・扶養・離婚の法律
親権
民法第820条 親権者は子の利益のために監護・教育する権利と義務を負う。婚姻中は父母が共同して行使。
離婚の種類(割合順)
- 協議離婚(約9割):家裁不要、離婚届提出
- 調停離婚・審判離婚
- 裁判離婚(和解・認諾・判決)
2024年民法改正で離婚後の共同親権が導入(2026年5月までに施行予定)。
扶養義務
民法第877条 直系血族および兄弟姉妹は互いに扶養義務あり。特別の事情がある場合、家裁は3親等内の親族(おじ・おば・めい・おいなど)にも扶養義務を課せる。
養育費の問題
現実には養育費が支払われないケースが多く、ひとり親世帯の経済的困窮が社会問題となっている。
相続の法律
穴埋め 18語
相続の法律
相続の優先順位と法定相続分
| 相続人の組み合わせ | 配偶者 | その他 |
|---|---|---|
| 配偶者+子 | 1/2 | 子全員で1/2を均分 |
| 配偶者+親(父母) | 2/3 | 親全員で1/3 |
| 配偶者+兄弟姉妹 | 3/4 | 兄弟姉妹全員で1/4 |
相続人の優先順位
- 第1順位:子(代襲相続あり)
- 第2順位:直系尊属(父母・祖父母)
- 第3順位:兄弟姉妹(代襲相続は甥・姪まで)
- 配偶者は常に相続人
関連する法改正・重要概念
非嫡出子の法定相続分:2013年改正で嫡出子と同等に(改正前は嫡出子の1/2)。
遺留分 遺言があっても自由にできない最低限の相続分。直系尊属のみの場合は遺産の1/3、それ以外は1/2。兄弟姉妹には遺留分なし。
代襲相続 先に亡くなった法定相続人の子が代わりに相続すること。直系卑属は何代でも代襲可。兄弟姉妹の代襲は甥・姪の一代限り。
相続の法律
相続の法律
相続の優先順位と法定相続分
| 相続人の組み合わせ | 配偶者 | その他 |
|---|---|---|
| 配偶者+子 | 1/2 | 子全員で1/2を均分 |
| 配偶者+親(父母) | 2/3 | 親全員で1/3 |
| 配偶者+兄弟姉妹 | 3/4 | 兄弟姉妹全員で1/4 |
相続人の優先順位
- 第1順位:子(代襲相続あり)
- 第2順位:直系尊属(父母・祖父母)
- 第3順位:兄弟姉妹(代襲相続は甥・姪まで)
- 配偶者は常に相続人
関連する法改正・重要概念
非嫡出子の法定相続分:2013年改正で嫡出子と同等に(改正前は嫡出子の1/2)。
遺留分 遺言があっても自由にできない最低限の相続分。直系尊属のみの場合は遺産の1/3、それ以外は1/2。兄弟姉妹には遺留分なし。
代襲相続 先に亡くなった法定相続人の子が代わりに相続すること。直系卑属は何代でも代襲可。兄弟姉妹の代襲は甥・姪の一代限り。
老化と成熟・認知症
穴埋め 13語
老化と成熟・認知症
老化とは
老化 身体機能が日常生活の自立状態から低下していく過程。視力・聴力低下、白髪・しわ、筋肉量減少(外見的)、感染症への抵抗力低下・温度変化への適応力低下(内在的)。
成熟 年を取ることで知識・経験が増し、豊かな人間関係・総合的な判断力が高まる過程。人間の発達は生涯を通じて新たな変化が積み重ねられる。
認知症
認知症:後天的な脳の病気により知的機能が全般的・持続的に低下し日常生活に支障をきたす状態。単なる物忘れとは異なる。
主な症状:記憶障がい・見当識障がい(時間・場所・人物が分からなくなる)・判断力低下。
高齢期ではアルツハイマー型・脳血管性が多い。
老化と成熟・認知症
老化と成熟・認知症
老化とは
老化 身体機能が日常生活の自立状態から低下していく過程。視力・聴力低下、白髪・しわ、筋肉量減少(外見的)、感染症への抵抗力低下・温度変化への適応力低下(内在的)。
成熟 年を取ることで知識・経験が増し、豊かな人間関係・総合的な判断力が高まる過程。人間の発達は生涯を通じて新たな変化が積み重ねられる。
認知症
認知症:後天的な脳の病気により知的機能が全般的・持続的に低下し日常生活に支障をきたす状態。単なる物忘れとは異なる。
主な症状:記憶障がい・見当識障がい(時間・場所・人物が分からなくなる)・判断力低下。
高齢期ではアルツハイマー型・脳血管性が多い。
社会保障制度
穴埋め 13語
社会保障制度
社会保障の根拠
憲法第25条(生存権) 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
社会保険の5制度
| 制度 | 対象リスク | 概要 |
|---|---|---|
| 医療保険 | 疾病・出産 | 医療費の自己負担を軽減 |
| 介護保険 | 要介護状態 | 40歳以上が保険料負担、65歳以上(一部40歳〜)が利用 |
| 公的年金 | 高齢・障がい・死亡 | 国民年金(基礎)+厚生年金(上乗せ) |
| 雇用保険 | 失業 | 失業時に給付 |
| 労災保険 | 業務上・通勤災害 | 労働者災害補償 |
年金制度のポイント
国民年金(基礎年金) 20歳以上60歳未満の全国民が加入。月額17,510円(令和7年度)。学生は学生納付特例制度で猶予可。40年納付で月額68,000円(令和6年4月以降)。
世代間扶養の仕組み 現役世代が高齢者世代を支える構造。 1950年:高齢者1人を12.1人の現役が支える → 2020年:2.1人 → 2065年:1.3人(少子高齢化で負担増)。
年金未納は老後の老齢年金だけでなく、現在の障害年金・遺族年金も失うことになる。
社会保障制度
社会保障制度
社会保障の根拠
憲法第25条(生存権) 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
社会保険の5制度
| 制度 | 対象リスク | 概要 |
|---|---|---|
| 医療保険 | 疾病・出産 | 医療費の自己負担を軽減 |
| 介護保険 | 要介護状態 | 40歳以上が保険料負担、65歳以上(一部40歳〜)が利用 |
| 公的年金 | 高齢・障がい・死亡 | 国民年金(基礎)+厚生年金(上乗せ) |
| 雇用保険 | 失業 | 失業時に給付 |
| 労災保険 | 業務上・通勤災害 | 労働者災害補償 |
年金制度のポイント
国民年金(基礎年金) 20歳以上60歳未満の全国民が加入。月額17,510円(令和7年度)。学生は学生納付特例制度で猶予可。40年納付で月額68,000円(令和6年4月以降)。
世代間扶養の仕組み 現役世代が高齢者世代を支える構造。 1950年:高齢者1人を12.1人の現役が支える → 2020年:2.1人 → 2065年:1.3人(少子高齢化で負担増)。
年金未納は老後の老齢年金だけでなく、現在の障害年金・遺族年金も失うことになる。
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